バレないけど問題あり・・・ボタン・ネジ偽装の超小型カメラ「AHD CAMERA」レビュー

Wi-Fi(ワイファイ)スパイカメラ
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AHD CAMERA

Wi-Fi対応の「ボタン・ネジ偽装、超小型カメラ(AHD CAMERA)」を購入したのでレビューします。

商品パッケージ

商品パッケージ

開封~。商品は特に固定はされておらずそのまま入っています。

開封。箱の中身

付属品は

  • 充電用USBケーブル
  • 偽装カバー各種(8個)
  • マニュアル
付属品

付属品

充電ケーブルは「mini USB Mini−B 」

充電ケーブルの形

充電ケーブルの形

海外サイトで購入したためマニュアルは英語でした。(※日本のショップで買えば日本語マニュアルが付いてきます。

マニュアルは英語

カメラの上に被せる偽装キャップは8個。

偽装キャップは8個

製品本体にカメラを識別するID、パスワード、アクセスコード、QRコードが書かれたシールが貼ってあります。これは剥がして箱にでも貼っておきましょう。

製品識別シール

カメラレンズ部分はとても小さくてわずが9×9mm。

カメラレンズ部分

カメラレンズ部分

カメラは本体と10cm離れています。ケーブルは厚さ1mmもなくどのすき間でも通すことができます。

本体とカメラの距離

下記は偽装キャップをカメラに被せた状態。ネジやボタンタイプが一番バレない形でしょう。

偽装ボタンをカメラに被せた状態

重さはたったの15.2g。

重さは15.2g

本体にはP2P/AP切り替えと、microカードスロット、ON/OFFスイッチがあります。P2P/AP切り替え部分はカバーが被さっていたので自分でカッターで切り込みを入れました。

スイッチの説明

メモリーはmicroSDカード32GBまで対応。microSDカードの向きは下記写真参考。

microSDカードの向き

この製品は繰り返し録画機能が備わっています。録画データがいっぱいになっても古いデータから上書きして保存されるので、32GBもあれば十分です。32GBだとフル録画で4~5日分。アラーム録画なら状況によっては数週間は余裕です。価格的にも32GBが一番コスパ良いです。

仕様

本体サイズ 約6×2cm
重量 15.2g
視野角 不明(極狭です)
画像センサ 1/3CMOS
動画解像度
画像解像度
640×480pix(VGA)
320×240pix(QVGA)
フレーム数 10fps
電池容量 不明(高電力容量ポリマーリチウム)
充電方法 USB入力:5V/1A(充電電圧:DC 5V)
フル充電目安 不明
連続動作時間 45分
メモリー 32GB
対応システム Windows、IOS、Android5.1以上
動画フォーマット AVI
写真フォーマット .JPG

「p2pCamViewer」アプリ使用方法│設定方法

「AHD CAMERA」で使えるアプリは「p2pCamViewer」です。
ダウンロードは下記リンクから。

iOS android

ここから先はandroidでの説明ですが、iOS(iPhone)でも基本は同じです。

アプリをインストールして開きます。

p2pCamViewerインストール

開くとアプリの簡単な使い方が出るのでよく見ましょう。簡単な英語なので難しい事はありません。

アプリの説明

閉じるとログイン画面が表示されます。普通に翻訳ミスかと思いますが「口座番号を入力してください。」ってビビりますね…「カメラID」の翻訳ミスですね。

ログイン画面

下部にアカウント登録ボタンがありますがアカウントを作らなくても大丈夫です。ORコードアイコンをタップ(上の画像)するとカメラが起動するので、商品本体に貼られていたQRコードを読み取ります。

読み取るとカメラが登録されます。

カメラが登録される

カメラ本体のモードを「AP」側にして電源を入れます。

スマホのWi-Fi設定を開いて、カメラのWi-Fiに繋ぎます。このカメラの場合は「MD」から始まるIDでした。商品によって変わる場合があります。

カメラのWi-Fi

これでカメラと繋がり、スマホで映像を確認できるようになりました。AP接続モードはカメラとのWi-Fiが届く範囲内であれば見れますが、外出先からは確認できません。外出先から確認したい場合は自宅のWi-Fiに繋ぎます。

「AHD CAMERA」はカメラのWi-Fiと直接接続して見る「AP接続モード」と、自宅のWi-Fiと接続してみる「P2P接続モード」があります。まずはAP接続してから、次にP2P接続をします。

「設定」を開き「Wi-Fi」をタップします。

Wi-Fi設定

自宅のWi-Fiを選択し、自宅のWi-Fiパスワードを入力して「OK」をタップ。

自宅のWi-Fiに接続する

設定が成功するとカメラが再起動します。「OK」をタップ。

設定が成功するとカメラが再起動する。

これで外出先からでもカメラに接続出来ます。

こちらの動画マニュアルも参考になるかと思います。

使ってみての感想

さて、使用して1か月。色々とこの商品の良し悪しが見えてきました。
主観ですが、感想を述べて行きたいと思います。

実際の映像・画像・音声

最初の感想が「画角が超狭い」…はい、もの凄く画角狭いです。レンズ部分はボタンに偽装できますが、この画角だと証拠撮影などほとんど狙った場所に入れる事はできないでしょう。

下記の画像は和室の天井ですが1.5mほど離れていてこれです。

p2pCamViewerの機能

そしてアプリのビューワー、上のボタン6つが機能せず、初っ端から不安が多いカメラです…
そして買うときよく見ていなかったのですが、スナップショットの解像度はたったの320×240pixのQVGAサイズ!!(これは自分が悪いのでなんとも言えませんが)

スナップショット

スナップショット画像

スナップショット

スナップショット画像

動画解像度も640×480pix(VGA) ととても小さい。(※現在はフルHDの製品が出ています
どうやら古い製品を買ってしまったもよう。記事最後に最新の製品のリンクを貼っておきます。

YouTubeに実際の動画をアップしました。何だか倍速で再生されていますがこれが撮影データです。レンズの小ささからしたらよく撮れていますが、何もかも変な商品です(笑)

映像には音声は入れていませんが、この小さな本体にマイクも内蔵されており、音も拾えます。しかし音質・感度は良いわけではなく、かろうじて聞こえるレベル。ないよりマシかな?という程度です。

撮影したファイルは下部メニューの「ファイル」から確認できます。日付ごとにファイリングされます。

ファイルの場所

ファイル名をタップすると画像がポップアップで開きます。320×240pixなので小さい(笑)

撮影画像場所

ズームも可能です。

ズームも可能

動体検知機能

残念ながら動作検知をテストする前にこの製品が壊れてしまい、検証できず・・・詳しくはまとめでご覧ください。

動画ビューワーの使い勝手

シンプルなUIは何も迷うことなく直感的に使えると思います。先ほども書いたように機能しないボタンも多数あり。製品の種類によって違うのかもしれません。個体差はありそうです。

インジケーターライト

下記のように発光します。カバーに隠れているので外からは確認できません。

インジケーターライトの光り方

まとめ

良かったところ、悪かったところ

良かったところ(メリット)
  • カメラ偽装度が高い・バレにくい
  • 本体とカメラとの距離が離せる
  • コードの薄さ、どこでも通せる
悪かったところ(デメリット)
  • 画角が超狭い
  • 解像度が小さい
  • 本体が超発熱する

総評・点数

ボタンやネジに偽装できるのはもの凄く良くて、過去最高のバレにくさかと思います。しかし!その良さを全て台無しにする画角の狭さ、いったい何メートル先を映したいのか、意味不明な画角です。そして、ボタンにも偽装できるということは当然胸ポケットに忍ばせます。ですが異常なほど本体が熱を発し、もう火傷するレベルです。そのせいか?次の日には本体が故障して使えなくなりました・・・おい!!なんやこの製品!!色々と試行錯誤して直そうと努力しましたが復活せず。1回の使用でゴミと化しました。最新の製品(下記リンク)を見て見ると発熱対策、解像度もアップしていて良さそうです。次買う時はよく見て、良い方を買います。

また、使用していて気づいた点があったら追記していきます。
本来なら故障した時点で0点ですが、故障がなかった場合の点数を残します。

100点中/20点

購入できるショップ

今回購入した商品はあまりにもお勧めできないので、進化した最新の商品をリンクします。

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