CC308+
格安の隠しカメラ発見機「CC308+」を購入したのでレビューします。安いのにレーザースキャナーと電波探知器の機能を兼ね備えているこの製品、果たして効果はあるのか?
本製品は発見器本体、充電用アダプター、ステレオイヤホンの3セットです。
側面に(左から)充電用端子、電源(バイブ・音切り替え)、ボリューム(感度)ダイヤルが付いています。
正面に(上から)のぞき窓、スピーカー、インジケーターLED、発光ボタン、方位磁石が付いています。4つのインジケーターLEDで電波の強さや盗聴器までの距離を知ることができます。
裏はレーザー照射ライトが6個付いています。
無線電波をキャッチするアンテナは伸ばすと約17cmになります。(広域1MHz〜6500MHz)
上面にイヤホン端子があり、電波式の盗聴・盗撮電波をとらえた際に、音で知らせてくれます。つけなくても前面のスピーカーからも音は出ます。
充電用アダプター。本体のバッテリーは280mAhの容量。
付属のイヤホンは安っぽいけど音を聞くには十分な音質です。
電源を入れると方位磁石の周りが青く光ります。
本体の重さはたったの42.8gで凄く軽いです。
本機のレビューはここまで。後半に効果を載せてます!
仕様
サイズ(約) | 縦9.2×横4.8×厚さ1.6mm |
重量 | 42.8g |
電池容量 | 280mAh |
充電方法 | アダプター入力:5V/500mA |
フル充電目安 | 不明 |
連続動作時間 | 不明 |
材質 | ABS |
周波数 | 1MHZ-6500MHZ |
有線カメラ検知距離 | 10cm〜10m(肉眼でレーザーの点滅が見える範囲) |
無線カメラ検知距離 | 5cm〜10m(カメラからの電波の強さによる) |
使ってみての感想
さて、色々と家中をこの機器でチェックして3日間。主観ですが、感想を述べて行きたいと思います。
実際の検知画像、レーザーライトの見え方
まずは視覚的に隠しカメラを発見してみます。電源をオンにし、感度(音量ダイヤル)を小さくしてから正面のボタンを押します。そうすると赤いランプが一定間隔で点滅します。
かなり強い光なので直接見ないようにしましょう。
点灯させたら正面のレンズから覗きます。下の隠しカメラは以前レビューした「時計型Wi-Fiカメラ(HD WIFI clock camera)」です。
覗いてみると隠しレンズが確認できます。写真だと少し分かりにくいですが、小さな赤い点、レンズの枠が確認出来ます。
こちらは十分に効果のある機能だと感じました。
無線カメラの検知
アンテナを伸ばし、電源をオンにし(振動モードまたはサウンドモード)、感度(音量ダイヤル)を小さくしてから検出器を上下に動かして無線電波を検出します。
こちらも以前レビューした無線の「Jayol Wi-Fi 小型隠しカメラ」です。
検出器を近づけるとしっかりと反応しました。ただ、こちらは他のWi-Fi機器にも反応するのでしっかりと見極めないといけません。
盗聴電波の検知
盗聴機器は持っていないので分かりませんが、実際に家中を調べたところ強く反応する電源コンセントがありました。天井付近のエアコン用のコンセントからでした。
「ええっ!?まさか!」と思い、ドキドキしながらコンセントを分解しましたが何も見つかりませんでした。ここにないとすると天井?と思っても天井は調べられなかったので謎ですが、でたらめに動作している感じでもないので効果があるのかもしれません。
このサイトは隠しカメラ専門なので盗聴器は扱っておりませんが、機会があったらまた検証してみたいと思います。
まとめ
良かったところ、悪かったところ
- 隠しレンズの発見にしっかりと効果を感じた
- 無線カメラの発見にしっかりと効果を感じた
- 軽くてコンパクト。充電式なのが良い、そして安い!
- 見た目がチープ(おもちゃっぽい)
- 本当に無線電波をキャッチしているか不明
総評・点数
無理やり悪かったところを出した感がありますが、家庭の中の隠しカメラやホテルの隠しカメラを発見するには十分な威力を発揮するのではないでしょうか。世界的に流行っているエアビーアンドビーで隠しカメラによる盗撮被害も増えてきています。旅行に行くときは持って行きたいですね。
また、使用していて気づいた点があったら追記していきます。
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